 |
【解説】
2001年度弊社実施「大学満足度調査」(n=15,495)により、大学・学部の選択要因を設置区分別にまとめたものである。
(1)国立大学:入試難易度〔A1〕を重視する傾向が公立大学や私立大学に比べて強い。また、総合大学であること〔C6〕、親元を離れられること〔E18〕を重視する傾向も他に比べて比較的強いようだ。施設・設備の良さ〔B11〕を挙げる学生は少ない。
(2)公立大学:授業料の安さ〔D16〕、資格・免許の取得〔B19〕を重視して大学・学部を選んだ学生が他より多い。資格志向の強さについては、公立大学には保健衛生系等の学部が多いことなども要因であろう。
(3)私立大学:伝統や知名度〔C7〕、校風〔B8〕、イメージ〔C12〕などを重視して大学を選んだ学生にアピールできるのは私学ならでは、ということか。また、就職状況〔D9〕について重視した学生は、国公立よりも私立に多いようである。
大学・学部を選ぶ際に「学びたいことがが学べるかどうかが一番重要」と学生が考えることは、至極まっとうなことである。また、学生が専門科目の学習に積極的に取り組むかどうかは「自分のやりたい分野の勉強ができる」こととの相関が高く、「興味関心が持てる学習内容」が学生の行動を導くキーワードであるようだ。もちろん「意欲を持続する仕掛け」として、授業方法の改善やカリキュラム上の工夫が重要であることは言うまでもない。
高校生の大学・学部の選択要因(国公私別)


Copyright (C)Benesse Corporation All rights Reserved |