ベネッセ独自の調査・研究に基づく教育情報を発信。学校向け情報誌に掲載している教育動向や学校の事例に見る不易と流行、子どもや教育に関連したさまざまな調査の報告書、調査データなどを公開しています。
小学校向け
中学校向け
高校向け
大学・短大向け
研究者向け
教育キーワード検索
先進事例校検索
調査・研究データTOP
小学生〜高校生の学力・学習について
学習基本調査
学校・教員の実態や意識について
英語教育について
大学生、進路・職業選択について
子どもとICT・メディアについて
保護者と子育てについて
引用・転載の申し込み
Benesse発2010年「子どもの教育を考える」
調査データクリップ!子どもと教育
BERD教育リポート
Benesse教育研究開発センターについてTOP
活動内容
教育イベント開催情報
調査室長コラム
HOME
>
情報誌ライブラリ(中学校向け)
>
VIEW21(中学版)バックナンバー
>
2008年春号
>
特集
PAGE 16/24
今号のキーワード<授業時数の増加><教科別の指導内容>
特集2
新学習指導要領、ここが変わる
※今号は、2月に文部科学省が公表した 「学習指導要領(案)」を基に作成しています。
「生きる力」を育む手立ての確立を目指す
新しい学習指導要領は、移行措置が小・中学校で2009年度から始まり、全面実施は小学校では11年度、中学校では12年度となる。
教育基本法等の法改正、学力低下を懸念する世論、国内外の学力調査の結果などを踏まえた上で、中央教育審議会教育課程部会で審議が行われてきた。改訂の基本的な考え方は、次の7点に集約される。
(1)改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領改訂
(2)「生きる力」という理念の共有
(3)基礎的・基本的な知識・技能の習得
(4)思考力・判断力・表現力等の育成
(5)確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保
(6)学習意欲の向上や学習習慣の確立
(7)豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実
(出典/中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」[08年1月17日])
学校教育において、「生きる力」を基本理念とすることに変わりはない。これまでと異なる点は、「生きる力」を「知識基盤社会(
注1
)を担うためにさらに必要な力」と位置づけたことにある。
改正された学校教育法には、
(1)基礎的・基本的な知識・技能の習得
(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成
(3)主体的に学習に取り組む態度を養う
の3点に特に意を用いなければならない、と明記されている。
今の子どもには、「生きる力」で重視されている事項に課題があることが、国内外の調査等によって明らかになっている。これらの課題を解決するための施策の一つとして、学習指導要領が改訂されることになる。
注1 新しい知識・情報・技術があらゆる領域で重要性を増す社会のこと
PAGE 16/24